元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

イトイ新聞

ともすれば、力を持っていて人に命令できる人たちは、馬は水辺に連れていけば、水を飲むと思っています。
あるいは、水を飲むことの大事を説けば、きっと水を飲むと考えています。
しかし、飲むか飲まないかは、馬が決めるんですよね。

どんな立派そうなルールをつくっても、人々が守ろうとしなければ成立しやしない。
罪と罰、暴力でしばりつけても、人は、ほんとにやりたくないことはやるもんじゃない。
馬が水を飲もうとする状態がないと、どうやったってうまくいかないんです。
(引用おわり)