元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

カネ関係を調整するのも仕事です

ビジネスにおける激烈な、カネ関係の調整。。
一方はふっかけようとし、一方は値切ろうとし。。

こういう調整を続けてゆくことで揉まれ、成長してゆくわけですが。。

ビジネス・シーン全体が、周囲から問われているのは、「ココロが荒みませんか?」ということです。
毎年、自殺者も出ます。うつ病になるヒトも、だいぶいるのでしょう。
サラリーマンはストレスをため、居酒屋でうさを晴らし、胃腸を壊し、寿命を縮めています。


確かに、あんまりカネカネいってると、ちょっとは荒むのかもしれないけれど。。
でも、カネの調整をするのも立派な仕事です。

会社、ビジネスというのは常に限られた予算しかないのだから。
値切らない人間はナメられ、ふっかけられてしまいます。

スキをみせるとすぐ騙される。


ひとつの「修行」として、そういう状況に身をおくのは、必要です。
大切なのはそこで、ホントに荒んでしまわないこと。

それこそが「修行」であれば、そこを荒まずに切り抜けたときに解脱があるはずなのです。
解脱というのは、仕事でいえば「次のステージ」なのだと思います。

そして、決して、仕事における解脱というのは(安易な)脱サラとか「仙人化」とか「教祖誕生」ではないのです。
断じて。