元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

無意識のさらに向こう側

禅も仏教も、キリスト教も、イスラム教も、新興宗教も、スピリチュアルなんとかも、チャネリングも、ヒーリングも、「こっくりさん」だって、オカルトだって、みんなみんな「無意識のさらに向こう側」と交信するための手段を模索しているにすぎません。

結局は同じことです。ただし、なぜその手段を模索しているか、という理由のところで、現実逃避型と、現実は肯定しつつ、よりよい人生にするために行うため、というふうに大きくふたつに分かれます。

前者であればサイアクの場合、無意識のさらに向こう側にいくために自殺を奨励することになりかねません。サイアクでなくとも、現実逃避するのはよくないと思います。

現実にしっかり根をおろしつつ、人生をより豊かにするために「無意識のさらに向こう側」を、「利用する」ぐらいの姿勢でよいと思います。