元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

感謝されるよりも感謝する

ありがとうと1日100回言い、1回は言われるような人生。

つまりは、感謝されるよりも感謝しろ、ということです。

そのムカシ、まだ若かりしころ、「愛されるよりも愛したいか、愛するよりも愛されたいか」という議論がありましたねえ。。


結局、世の中の多くのヒトがまだわかっていないのは、感謝する生活というのは、感謝される生活の次のステップであるということです。

感謝される人生も、それはそれですばらしい。そこまでできるのはすばらしい。感謝されないよりは。

でも、いつもヒトに感謝されることを考えている人生だと、ギゼンに陥ったり。。
多くの人間は、「押し付けがましい親切」をするようになります。
いわゆる、「あなたのためを思って。。!」というヤツですね。

「ホメられないことはやらないコドモ」のようなものです。コドモは、過度にホメるのも禁物なのです。ホメられるという報酬がないと動かなくなってしまいますから。
でもそれはコドモには罪はない。コドモが、快楽原則の上に動くのは当然なのです。

でも、オトナは違うのです。いや、違うということに気がつき、実践できれば次のステップ。
気付かないうちはまだコドモなのです。

でもまァ、コドモのままの人生も悪くはないと思いますが。。他人様に迷惑をかけなければ。