元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

見返してやる、とか

著名人のインタビューとか、対談などを読んでいると、なんとなく、「見返してやる」とか「負けられない」とか、そういうハゲしいコトバがよく出てくるように思います。

で、実は、それは「誰に?」というのは、本人もわかっていないということが多いようです。

見返してやる=>誰を?
負けられない=>誰に?

特に、個人的恨みでもない。


それは、まっとうに考えれば「世の中」に対してということになるのでしょうが、おそらくそれは間違っていて、著名人のそれは「神」あるいはそれに類するところまでいってるのではないかと、考えます。

何か、超越した存在に対して、見返してやると思ったり、負けられないと思ったり。
「世の中」といいますか、大衆レベルではなく。

相手が「壮大」だからこそ、そういうヒトたちが達成する領域もはるか遠いところまでいくんだろうなあ、と思います。