元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

名刺、肩書き

僕は、肩書きがないからこそ自分を磨くことに一生懸命になれたのかもしれない、と、今になって思います。

上場企業やら公務員やら先生やら医者やら。。そういうところの名刺を持っているのであれば、特に自分を磨く必要はないように思えますし、実際そういう人間(肩書きに依存して自分を磨かない)は多いものです。
もちろん、肩書きを最大限に利用しながら、なおも貪欲に自分を磨いていく人間もいますし、そういうヒトは尊敬に値します。実は肩書きを利用しながら自分を磨いてゆくのは、自分の成長度合いの「ドライブのかかりかた」が我々とは桁違いなのです。

そのもっともわかりやすい成長譚は「○○ 島耕作」シリーズでしょう。


僕は自営業にあたるのかもしれませんが、自営業の中でもはっきりした職業であれば、同じく肩書きにはなります。

デザイナー、建築家、美容師、俳優、etc。。

でも僕は、他人になんと自分の仕事を説明してよいのやら。。
でも、それが幸いしたというか。

いってみれば、自分そのものを他人に説明するというか。。肩書きがない分。
それでいいのだと思います。