元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「一念は岩をも通す」

「一念は岩をも通す」ということを人間はナメていると思います。

どういうことかといいますと、科学で説明できない事象が(どこかから)起こるのではなくて、それを(複数の)人間が強く念じることにより、起こすのです。

ユリ・ゲラーはそれを利用したではありませんか。スプーンを曲げるのは瞬間的な手全体の力であり、超能力などではありません。
一念は「岩」をも通すのですから、スプーンを曲げるなどカンタンなことです。ユリ・ゲラーが、テレビの向こうの約2000万人の日本人に暗示をかけたら、そのうち何百人、何千人はホントウに催眠がかかったようになり、スプーンを曲げてしまうのです。

それは超能力でもなんでもなくて、人間にそもそも備わっている力です。

キリスト教信仰もつきつめると、磔にされたイエスと同じように、手のひらから出血することがあるといいます。それも超常現象ではなくて、人間の能力としてありうることなのです。


つまり、科学で説明できないが人間(という生体)ができることはあるということであり、いつまでも解明されない「科学」というものより人間のほうが上だということです。