元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

地に足のついた。。

こうありたいまたは反面教師

  • 地に足のついた。。

たとえばプライベートで世の中を飛び回っている、たとえばいつも旅行のことを考えている、という人種は、ウラを返せば「地に足のついた」生活ができていない、日常の生活に満足を得ることができない(から、いつも日常から飛び出そうとしている)というマイナスの評価を与えてもよいと思うのです。

いつも日常を飛び出そうとしている時点で、日々を生きるのが「ヘタ」であるともいえます。

「見聞を広めるため」というのは単なる言い訳にすぎないこともあります。見聞を広めることができる資格のある人間というのがいて、それは、別に選ばれた人間というわけではなく、地に足がついた生活ができている人間だけが、見聞を広めることができるのです。

つまりは、見聞を広めることができる「資格がある」だけでなく、地に足がついていないと、見聞というものを吸収することができないということです。


ところで、仕事でも同じことがいえそうな気がします。
そもそも職住近接は理想だと思っています。すなわち、日常の一環として「職場」が存在するといったような。

家族を養うため、ローンを返済するために往復4時間かけて職場に行き、(職場に着いた時点、帰りに家に着いた時点で疲れている)そして出張で全国、あるいは世界を飛び回るといったような人生に疑問を持ち始めたのは、ここ最近のことではないのです。

どういう種類の疑問かというとそれも「地に足がついていない」のではないか、と。。