新教養主義宣言
本来の日記部分
- 体調
いい感じです。
に、ばんばん移行を始めているので、日記を書く時間がなくなってしまい。。 日記のボリュームは少なめです。
http://www.google.com/calendar/embed?src=stevengerrard.jp%40gmail.com
ボリュームが減っているのは、従来このはてなの日記に書いていたことをカレンダーやmixiに分散させているから、というのもあります。
抜粋・紹介
- 教養は必要、という話
- 作者: 山形浩生
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 1999/12/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「教養」のない人は、生きるのに怖くて仕方がないんじゃなかろうか、という話。
「世の中は足し算引き算掛け算割り算さえできれば生きていける」「高校でやる勉強なんて何の役に立つ?」という言説は、絶対に間違っています。世の中はそんな単純なものではないのです。特に、高度成長期以降の日本は。中学レベルの学力、教養しかない、とは言わないですが、高校以上で身につけた学力、教養(わざわざお金をかけて)をドブに捨てて中卒レベルの学力で世の中に対抗しようとする人が多すぎます。そんなんで幸せになれるわけがないじゃないですか。
たとえ、ですが、中卒で立身出世して金持ちになっている人は、ビジネスシーンですでに大卒ぐらいの教養を見につけているはずです。謙遜していたとしても。
「バカでもわかるように作られている最低のハリウッド映画すら話がわからんという人は、実際の世界の支離滅裂な現実の中でどういう生き方をしているんだろうか。ぼくが想像するに、それはなんか巨大なお化け屋敷にいるようなもので、次から次へと何の脈絡もなく変なお化けが出てくるのを、その場その場でやりすごそうとしてひたすら縮こまっているような、とっても怖い人生を送っているんじゃないだろうか。」
山形氏はアジアとか欧米とかの同世代のエリート達には教養という面では集団ではもう対抗できない、といったようなことを書いています(個人では十分勝てる、というオチつきですが。。)。そうなんだろうなあ、と思います。