元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

インタビュー 西神田(活動)

トピック(本来の「日記」部分)

  • 体調

かかとについては順調に回復。頭のかゆみも、良くなっているような気はします。

人生観、のような、「こうありたい」的な、または反面教師

あらためて村上春樹氏のインタビューを読み返しています。
今、この人の言動が自分にとって重要なような気がしたからです。

他人とのコミットについて、参考になることがたくさん書かれています。
自分もこの日記で「無礼な人たち」をさんざん登場させていますが。。
そういう人たちとどう折り合いをつけてゆくか。
そして、「書く」ということ。

「社会というのは基本的には人間を叩きのめそうとするシステムだからね。僕が競争心やら嫉妬やらを持っていなくても、向こうが持っていれば、それは当然こっちにかかってくるわけだしね。そういうものの存在は感じるし、何の理由もない純粋な理不尽な悪意みたいなのも時には非常に強く感じます。僕は他人に比べてべつに感情的に鈍いわけではないから、それはもちろん感じますよ。でもそういうのは、自分なりに処理して生きていこうと思ってやってきたわけです。つまらない感情はなるべく持たないようにするとか、そういう感情を喚起する人間とはなるべくつきあわないようにするとか。べつにそれは自閉とかそういうんじゃなくて、ただ単に無意味な消耗は避けたいということですね。自分にとって大事なことと、それほど大事じゃないことを区別して考えたいと。無視できることは無視するのがいちばんだし、つまらないことで時間を消耗させたくない。そういうことです。僕だって人間の抱えるどろどろとした濁った情念のようなものを理解していないわけではないです。そういうものをひしひしと感じればこそ、僕としては確固とした自分自身の世界を描きたいという思いも生まれたんだと思うんです。」
「どろどろとした情念を正面に押し出した、まあ私小説的な小説の書き方もあるし、僕はそれが間違っているとは言わない。そういう小説ももちろんあっていいと思う。でも僕がやりたいのはそういうどろっとした情念を取り去ったあとになおも残る根源的な魂の闇みたいなものを描くことなんじゃないかと思うけれど。それはすごくむずかしいですね。でも僕のやっていることは、やろうとしていることは、決して不自然なことじゃないと思う。」

活動・活動に関して(散歩、都市論etc)

  • 住む場所

自分は、人生において住む場所に力点を置きたいです。
重要なのはどこに行ったか(旅行で)ではなくて、普段暮している場所です。
結局1年のほどんどはそこにいるのですから。。
家そのもの、デザインなどを重視する風潮がありますが、住んでいる周辺がつまらなかったらどうしようもないでしょう。
もちろん、家が良いに越したことはありません。自分の優先順位の話です。

港区に住んでいるのは多分にミーハー根性はありますが、住む場所に関しては死ぬまでミーハーでいきます。銀座は憧れですよ。。
港区はとても暮らしやすいところですが、絶対的にこだわりがあるわけではありません。
「都心三区」といわれますので、将来的には中央区にも千代田区にも住んでみたいものです。