元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

堕落を防ぐために

総じて、世の中は便利になってきていると思います。とてもすばらしいことだと思います。

そんな中で人間が、肥大化した欲求欲望をセーブできずに不満ばかりを募らせてゆく図というのは。。

であれば、世の中というのは便利にならなかったほうがよかったのだろうか?
と考えてしまうこともありますが、そんなことはゼッタイにないのです。

人間は幸せになりたいと思い、世の中を便利な世の中に変えてきたにもかかわらず、ハード面だけ便利に、豊かになってきているのに人間だけが追いついてゆかない。

これが神の試練なのでしょうか。。わかりませんが。


世の中が便利になるに従い「人間力」みたいものが低下しているのでしょうか。
人間力の低下は、人間が抱えている「知識」の増加にカンゼンに反比例しているようです。

ということは、知識が増加し、人間力が低下している状態を「堕落」と定義してもよいのでしょう。

知識が増加すると、それを世の中の進歩に活かせる。言い方を変えれば、世の中を進歩させるために人間は知識を増加させてきた。

世の中が進歩すると、以前は人間が行ってきた行為、営みを、機械にまかせたりして、やらずにすむようになってしまった。
で、「人間力」が低下してしまいました。

となると、ここを乗り切るのが人間社会の「試練」であり、その方法を集中的に考えてみればよいと思います。

図式的にはカンタンです。(実現できるかどうかは別として)
知識のみが増加すれば人間は「頭でっかち」の状態になってしまう。ので、知識を貪欲に吸収するのをやめる。具体的には、テレビをみない。
(本は必要 なぜならば、本を読むことは知識の吸収ではなく「教養」につながってゆくから)

人間力の低下を阻止するには、かつての時代人間が行ってきた営みを、そのまま機械や他の人間にまかせずに、自分で行う。
具体的には、掃除機をつかわないで箒を使うとか、ハケンのおねーさんにコピーを任せずに自分でやるとか。。移動にクルマを使わずになるべく歩くとか。。そういうことになるのだと思います。


今日は勢いで書いてしまいましたが、いずれもう少し整理してみたいです。