元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

再録

引用

引用道教の方に十多の説がある。一、思多ければ神(こころ)怠る二、念多ければ志散る。三、欲多ければ智損ず。四、事多ければ形疲る。五、語多ければ気傷(やぶ)る。(べらべらしゃべるのは気が散るものであることは誰もよく気がつく。)六、笑多ければ臓…

「山から降りてこない」

「山から降りてこない」 イトイ新聞の、中沢新一さんとの対談(最終回)吉本隆明さんも、中沢さんも、「山から降りてこない」ヒトたちをイマイチ信用していません。(文中に出てくる「比叡山に行ったきりの人と、比叡山を降りてきた人の違い」)そして僕も1…

仕事とプライベートとの主従関係

仕事とプライベートとの主従関係 自由に生きるための不自由、とか、まあよく言われることですが、自由に生きるためにまず僕は(対外的には)せっせと掃除洗濯、子育ての支援などを行い「不自由」を満喫しています。「満喫」というのはつまり、物理的時間を拘…

良いこともあれば悪いこともあるか

myクラシック 6年前の未熟な自分が、よくここまで思い至りました、と。 良いこともあれば悪いこともあるか最近思うのは、「一生懸命」「精一杯」頑張る人間は、「報われる」というよりは、「バランスを与えられる」のだと思います。つまり、「人生良いこと…

「課を課す」

3年前 「いいとこまできた」という感じ 「課を課す」 僕はプライベートでは自分で課した「課」がたくさんあって、忙しいです。それはすべて自業自得ではあります。でもなぜそうしているかというと、他から「(悪くいえば)押し付けられた」仕事とか、テレビ…

尊敬の念

尊敬の念 まァ身もふたもない結論ではあるのですが。。「尊敬」されなければ部下も、下請けも取引先も、家族も、子供も、だーーれもついてこないのです。その尊敬される手段というのは、ものすごく仕事できるでもいいし、人間的に優れているでもいい。どちら…

引用

引用 森信三先生は、人生を綱渡りにたとえていらっしゃいます。まず、綱渡りというのは、向こう側にたどりつくまでには常に進まなければならないということ。向こう側に渡り終えたときが「死」。もちろん、途中で落ちてしまうこともあります。綱渡りというの…

夢と、物語

夢と、物語夢を。。思い出して書こうとすると、それは物語に、いや、物語っぽく、なってきます。ということは、物語を書きたいときには夢を思い出すように書き連ねればよいのでしょうか?もっといえば、物語を書くためには夢を題材にする他ないのでしょうか…

元アイドル?

元アイドル? タレントの女性(バラエティ系?)が、トモダチ2人を連れて、酒を持って、「飲もう!」と私の部屋に押しかけてくる。このタレントは誰かに似ているのですが。。 実在ではない様子。なぜ、タレントかというと、夢の世界ではテレビに出ているヒ…

悪銭身につかず

悪銭身につかず 松下幸之助さんや、斎藤一人さん(このおふたりは、この国では「両雄」といっていいぐらい並び立つべきの、同じレベルだと思います)の本などを読んで思いますのは、商売というのは、お客さんが喜ぶものをつくって、それを適正な価格で、誠意…

語録

まだわかってない。。そろそろわかろう。 語録 二宮先生語録巻の3 【216】儒に仁義礼智信と曰(い)い、仏に空風火水地と曰う。 然るに仁と空とは則ち虚なり。 風火水地おのおの形有り。 あに列すべけん。 風火水地を合すれば、則ち空なり。 風火水地を…

現状認識と感謝

現状認識と感謝 個々人が贅沢しているというよりは、日本という総体が「豊か」にならずにまず「贅沢」になってきたわけです。そしてそれを実現、推進しているのは、個々人というよりは企業であり政府であり。。でもその企業、政府を構成しているのは人間であ…

心地よい生活

心地よい生活 心地よい生活を続ける(心地よい生活ならば、続けたい)というのは単なる堕落にすぎないように思います。肝要なのは、自分の器よりちょっと上の、ちょっと負荷になる作業を、続けること。そして、その続ける過程で、いかに脳内ドーパミンを出し…

権力を狙いにゆく姿はスガスガしい

権力を狙いにゆく姿はスガスガしい 少し前、電車の中吊りなどで動向を気にしていたのですが。。前の内閣で防衛大臣にまで上り詰めた女性。自分はこの方の「虚構」から推測する他ないのですが、とかく権力に執着する姿勢というのは非難されがちですが、この方…

堕落を防ぐために

堕落を防ぐために 総じて、世の中は便利になってきていると思います。とてもすばらしいことだと思います。そんな中で人間が、肥大化した欲求欲望をセーブできずに不満ばかりを募らせてゆく図というのは。。であれば、世の中というのは便利にならなかったほう…

世界は自分を中心に。。

5年前は遠慮がちに書いていました。文章が若い。時代は、少しずつ変わっているような気がします。 世界は自分を中心に。。 横超 最近自分は「横超」というコトバが気になっており。。 独自の解釈でこのコトバを用いているのですが、仏教的には間違っているの…

今はだいぶラク

今はだいぶラク ムカシこの日記で、中学校の頃は楽しかった、ということを書きました。今は、「楽しい」というコトバはあたらないように思えますが、「ラク」になってきたように感じています。(そういえば、大学を出てから、ココロの底からハラを抱えて笑っ…

諸々

諸々 ・自分は「現代版長屋」みたいなところに住んでいて、それがとても心地良く感じている。その場所は確か赤坂である。 ・その長屋は飲食店街とつながっている。ある日自分は(いつものように?)夜、飲食店街にいた。 ・とある飲み屋では深夜、老夫婦で切…

ルーティンを迎え撃つ

ルーティンを迎え撃つたとえば「課」、日課が、永遠に続くのかー。。と思ってしまい、うんざりするのではなくて。。何か大局の流れの中にある、みたいに考えることができれば永遠を感じなくてよいというか。。たとえば僕は毎日毎日早起きして掃除しています…

「もっと汚れなさいよ」

「もっと汚れなさいよ」 少し前にフジテレビプロデューサーのブログに書かれていた、元安倍内閣をやや擁護する意見が未だに気になっていて。。どういうハナシかというと、安倍総理辞任の際、街頭インタビューで「もうちょっと経験を積んでからのほうがよかっ…

典型的な僕のみる夢のパターン

典型的な僕のみる夢のパターン何本も何本も線路が走っていて、僕はその中の1本の上に立っている。遠くから電車がやってくる。おきまりのように「プァーーン」と大容量のクラクションを鳴らす。そうすると、僕の状況を客観的にみている他人がもうひとりいて…

欲望に埋没するヒトたち

myクラシック 欲望に埋没するヒトたち最近、欲望に埋没したいヒトがほとんどである、という事実は。。つまりは、横並びでよい、と。流行であれば「ちょっと先」を「自認」さえできればそれでいい。ですが、その「ちょっと先」というのはすでに完全に没個性…

悪銭身につかず

悪銭身につかず 松下幸之助さんや、斎藤一人さん(このおふたりは、この国では「両雄」といっていいぐらい並び立つべきの、同じレベルだと思います)の本などを読んで思いますのは、商売というのは、お客さんが喜ぶものをつくって、それを適正な価格で、誠意…

自分は軽く不潔でもよい

自分は軽く不潔でもよい 自分自身(身体)を清潔に保つことに興味が薄れてきたら、ヒニクなことに肌のカユみとかが少なくなってきましたね。人生、そんなもんだと思います。なぜ自分自身の清潔さに興味が薄れてきたかといいますと、掃除に熱を入れるようにな…

クールに立ち向かってゆく

クールに立ち向かってゆく 「課」から逃げだそう逃げ出そうと考えるのではなく、常に課に立ち向かってゆく姿勢。。21世紀の[新庶民]に求められるのはこれです。「課」が楽しいとか、楽しくないとか、そういう尺度は関係ないのです。やらなければならないこ…

引用

引用 こういうことを言って礼に来る人がある。「おかげさまで本当によくなりましてありがとうございます」。これは月並な、凡人の言うお礼だ。よくならなかったら、それじゃあ感謝しないことになるじゃないか。治ったら礼を言う。治らなきゃ礼を言わない。そ…

趙州洗鉢(無門関)

趙州洗鉢(無門関) 趙州洗鉢 趙州、因僧問、某甲乍入叢林。乞師指示。州云、喫粥了也未。僧云、喫粥了也。州云、洗鉢盂去。其僧有省。無門曰、趙州開口見膽、露出心肝。者僧聽事不真、喚鐘作甕。 趙州、因みに僧問う、「其甲、乍入叢林(さにゅうそうりん)。…

「新庶民」の由来

「新庶民」の由来 この日記に[新庶民]論とつけている理由というか事情といいますか。。 [新庶民]とは 自分で自分に「課」を課すことにより進化を続け、自ら旧来の意味での「庶民」との差異化をはかれる新しいタイプの庶民。[新庶民]とは、庶民を逸脱するとい…

講演抜粋

講演抜粋 脳はすごい力、ひらめきがある。「俺の会社、本社にたった5人しかいないけど、納税で日本一になれるぞ」って。それをずっと続けてきたんだよ。「そんなことできるんですか?」っていうと、「俺にはできない。ただ 脳にはできる」「そんな不可能な…

街へ出る、世に出る

街へ出る、世に出る最終的には、他人にうらやましがられるような人生を送らなければならない、と思っています。最期だけ「そこ」で終わる、といいますか。。「最終的には」がキモであって、常にそれが目的ではあってはならない。ということも理解しているつ…